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(全く・・・・・すごい行動力だな・・・)半ば呆れて思う。俺にはまねができないよ・・・ 俺はもう45歳なんだよ・・・おっさんなんだよ・・・・ 帰りにいつもの店による。 ドアに大きな張り紙がしている 「美人ウェイトレス限定1名大募集」・・・こんなこと書いていいんだろうか・・・・ 「カランコロン」 「ういっすおかえりっ」 「おう・・・」 「ユーサクはもう飯食って帰ったわ」 「そうか・・いつも悪いな」 「別にただで食わしているんじゃねーし、しょーばいしょーばい」 「ははは、じゃ俺も売り上げ協力」 「はいよっ」 「由美ちゃん辞めるの?」 「おう、就職だかんな」 カウンターでもそもそと食べているとマスターがスプーンを拭きながら話しかけてくる 「おっさん何かあったんだ?」 「何かって何が?」 「にやけてっからさ」 「にやける?俺が?」 「ため息ついちゃあ・・にやあ〜って・・・」 「いや別に・・なんもないけど」 「あーもうっカリスマ相談員の俺が相談に乗るから言っちゃいなっ」 「いや別に相談も何も・・・」 「うそだねっ」 「なにがっ」 「昔からそういう顔をするときは腹に一物持ってる時なんだ・・・はっは〜ん・・・」 「なっなんだよ」 「コレか・・・・」 マスターが小指を立てる 「なんだよそれ」 「コレって言ったら女に決まってっしょ」 「・・・・・・あのさぁっおれはもう45なの・・・わかる?おっさんだよおっさん」 「なんだよそれっ・・・うわっやだね〜・・・そうやって逃げるやつやだね〜」 「別に逃げてなんかないけどさ」 「何も死ぬまで青春だなんだって思ってるわけじゃねーんだし、45なら45の恋愛っつーもんもあるんじゃないのかよ」 「45の恋愛ねぇ・・・・」 「か〜〜っ辛気臭いっ」 「悪かったに辛気臭くてっおまけに加齢臭までするさ」 「マジで?」 「いや、しらないけどさっ」 「でっ…相手はおいくつなんだよ」 急にキラキラした目で頬杖ついて聞き込みにきた 「・・・・まぁ・・・28なんだけどさ」 「なに?なんつった?」 「だから・・・28だよ」 「はぁ?はぁ?なにそれ?厚かましいにもほどがあるわっ28?」 「別に俺が口説いたわけじゃないし」 「うわっなにそれっ上から目線?」 「いや上からとかそんな意味じゃなくて・・・」 「あ〜金持ってる奴はやっぱモテルわ」 「人聞きの悪いこと言うなよ・・別に金は関係ないよ・・・うちの会社にいた子なんだよ・・」 「・・・・向こうからコクって来たのかよ?」 「なんだよコクるって・・・」 「告白ってことだよ・・ったくおっさんはいちいち・・・」 「まぁ・・そうだけど・・・でも断るからさ」 「はあ?」 「いくらなんでも・・若すぎるよ・・・それに俺は子供もいるし」 「そんなん知ってて親父がいいって言ってんだろ?そんなもん・・・あれだ・・・いただいちゃいなさい」 「いただいちゃいなさいって」 「いーからっ・・・いただいちゃいなさい」 「・・・いや、彼女にそんな軽薄なことはできないよ」 「うわっおっさん惚れてるんじゃん?_」 「なっなにが?」 「うわ〜〜っやっだね〜・・惚れてる癖に気のないそぶりって・・・恋愛まで加齢臭かよっ」 「・・・までって…やっぱするのか俺から加齢臭が・・・」 「そんなことどーでもいいんだよっ・・親父さぁ・・・年とかそんな気にしなくていいんじゃねーの?向こうは年も家族構成も全部知ってて好きだっつってんだから」 「・・・・・・」 「身近にいて好きだっつってんのは本物じゃねーの」 「・・・・・」 「ったく仕事にばっかギラギラしやがって・・・たまには女の尻でも追いかけやがれ」 「なんだよそれ」 「おっさんの人生はまだ枯れてねーよ」 「はあ?」 「当たって砕けろだっファイト〜一発ってもんだよ」 「・・・無理だよ」 家に帰るとリビングで息子がテレビを見ていた。 「お帰り」 「ああ」 「なんか会社の人から電話あったから」 まさか彼女が・・・・ 「だっ誰からだ?」 「?え・・・・森口さん?_こんなこと言ったら悪いけど・・ちょっとバカっぽいしゃべりの・・・」 「あぁ・・森口君か…要件は言ってたか?」 「いや、またかけますっていってた」 「そうか・・・電話はそれだけか?」 「そうだけど」 「そ・・・・か・・・・」 「ユーサク・・」 「なんだよ」 「俺…加齢臭するか?」 「は?なんだそれ?わけわかんねー」 「自分では臭いってわからないっていうからな…もしかしてするのかなと思って」 「45ならフツーするんじゃねーの」 テレビから目を離さずに言い放つ・・・若いって残酷だ・・・ 「そ・・・か・・シャワー浴びてくるわ・・」 熱いシャワーを浴びながら、彼女のことを考えていた。 マスターはああ言ったけど・・やはり現実的に彼女と恋愛なんて無理だ・・。 彼女はファザコンか何かで年上の男に幻想を抱いているだけで、実際つき合ったら幻滅されて離れていくに違いない・・・俺はただのおっさんなんだから。 ハワイのレンガを彼女が見つけられないように願う自分がいる。 一週間後、彼女から連絡が入った。 つづく |
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続きが早く知りたいです。今日もアップお願いします。 |
こうすけ 2008/10/15 06:39 |
こうすけ様 |
あほあほ管理者 2008/10/15 08:52 |
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